『 みてますきいてますかいでます。』

あることないことあったことないこと。

裏)【現実が小説よりも奇すぎ。】-いまさら初めて味わう気持ち達-

 半年以上かけて準備をしてきたイベントが2本終わり、

気持ちも時間も余裕ができたので書きます。

 

去年の6月に1本イベントが終わり、次への準備をし出してから、ここ最近まで、

初めて味合う気持ち/感情 があることが多くて。

そこそこ数10年生きてきてるのに初って、何なんだろうな〜と思います。

 

そのうちのいくつかについて。。。

 

①今日夜の帰り道が久々に全然寒くなくって。

しかもちょっと春っぽい空気の成分も感じられて、「あ〜〜〜凄い嫌。」と思った。

(もちろん寒いのよりあったかい方が全然いいんだけど、うわ、嫌ってなったのは

おそらく、時間、日々の物理的経過を強引に季節感の方から感じさせられたからかも。あーあれだ、♪ちょい待て!! まぁ聴け!! ひょっとしてこれ嬉しくない悲鳴♪)

 

 

園子温監督の「アンチポルノ」を観ました。 

映画『ANTIPORNO アンチポルノ』作品詳細

 

たまたまチラシを見かけて、監督の大ファン!!とかではないけど、「愛のむきだし」観て号泣したし、「冷たい熱帯魚」は久々映画館で観た映画だったし、

もの凄い監督だな、、とは思っているので、『新作あるんだ〜』と軽い気持ちで観に行きました。

 

最初の観終わった感想は、デビットリンチの何かの作品にちょっと近い、「訳わからんけど何かすごい」的な脳に来るやつ、というのと、

ケーキからのインクのシーンは凄い良かった。というのだったんだけど、

モヤモヤするところもあって、ネットで1本だけ、この作品に関するインタビューを読みました。(映画は映画で完結したいから、あまりインタビューとか読みたくないんですが、今回は「?」の答えの回収もしたくて読みました。)

 

で、インタビュアーが、作品中に出てくる

「この国の女は誰ひとり、自由を使いこなしてはいない」という台詞がとても印象的。

と言ってるんですが、この台詞、私は正直イラっとしたんだよなぁ・・

インタビューによると、この台詞の「女」の部分は女に限らず、日本人は、ってことらしいんですが。

これ、めちゃめちゃよく分かる、実感できる台詞なんですが、個人的には、、

“誰一人” の部分と、“いない”(⇦断定)に反感覚えてしまいました。

まさにまさにおっしゃる通りなんだけど、、、『それでもなんとか確立しようと(みんな)もがいてるのに、断定するなー!』と思っちゃいました。

だから、なんか、総じてこの映画のことを考えると、

めちゃめちゃ理解できるんだけど、パンク精神を忘れていない大人が作った映画、って印象になっちゃって、『あ〜あ、、やっぱインタビューとか読むんじゃなかったかなー、、』と思いました。

でも、なんか映画を観て、内容のつまらなさとか、マジ金返せ〜!!的な部分でないところで、めちゃめちゃ理解できるんだけど反感を覚えることってあんまないから、なんなんだろうな〜と思っちゃいました。

※良い場合も悪い場合も、何かを見聞きした後に自分内で色々考えるのは、その作品にパワーがあるからで、園監督や作品自体をディスる気は更々ない。

 

子供の頃から、「現実の今これって、実は誰かの夢なのかもな」と思うことあるし、現実と虚構の境目って、分からなくなるんだけど、

それとは別の次元からの圧(=経験したことのない天変地異があったり、マンガみたいな大統領が当選したり、現実がどんどんフィクション越え。)は、

『いやいや、現実の方から攻めてくるやつは聞いてないから!』とも思う日々。マジで最近現実が作り話みたいすぎ。。現実に起こる事も、個人レベルの事象も、えーこんなはずじゃなかったはず、が多し!故に♪なんとも言えない気持ちになったことはあるかーい?♪

『ある!!』な日々。

 

 

③6〜7か月の準備期間を経て、イベント2本、やっと終わりました。

 

2017年1月に、映画の上映会&トークイベントと、音楽やお笑いなどのジャンル混合イベントの制作をさせて頂きました。どちらも準備期間は6〜7か月。

興行を打つこと自体は、10回前後行っていますが、でも、今回は味わったことのない気持ちをいくつか味わい。。てか、なんか色んな気持ちになった。。これが初味わい、ではないものもあるけれど、ざっと挙げてもこんな感じ。

 

「どうっしてもこのイベントを開催したい!!!」という気持ち。

「絶対成功するという確信」。

「いろいろな人に助けてもらえる」。

「誰にも助けてもらえない」。

「今まで一緒に色々と作ってきた人が不在による気持ち」。

「数年やってきたことによって静かに蓄積されている信頼関係」。

「ヒトの言動の雑さ」

「言葉の軽さ、重さ」

「毎日が文化祭な人たちにとっては、1つ1つのイベントに気持ちまでは傾倒できないというリアリティバイツ。

「ライブハウスはライブハウス。それ以下でも以上でもない、当たり前のこと」

「“よかった”のバリエーション」

「品格への信用」

「ヒトとの縁とタイミング」

「情のうすさ、あつさ。」

.....etc...

 

ウムーー。。。あげるとキリがないのでやめますが、

今回のイベント達は良いことも悪いことも物凄く一人悩まされるイベント達でした。

良い意味でも悪い意味でも。

一旦は最終的な結論として

『ヒトは一人で生まれてきて、一人で死んでいくんだよなぁ〜…。』

まで飛躍しましたが、今は『いやいやいや、そういう話じゃなくね。。』になっていますが。

 

たかがイベント、されどイベント。

勿論自分の資材を投げ打ってやっているわけではないから、ぜんっぜん甘ちゃんな話なんですが、ちっぽけなりの“思い入れ”とか“心が動いた”の上で成り立っているので、毎回イベントが終わると個人的に感じたことを反芻はしますが。

 

なんかね、、、今回の2イベントはマジ色々だった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!>_<

Thank you とFu*k youの嵐だった〜〜〜〜!!!!!

個人的に誰かに何かされた、とかそういう事じゃなくて、ほぼ自分の心の持ちよう、とか、打たれ弱さ、打たれ強さによるものなんですが。

自分の中で色んな感情が起こり混じり過ぎて、非常にごちゃごちゃした。少しづつ片付け始めたので、活路は見出してるけど、

物理的&精神的に、次回以降どうなるのか、はまだ分からない。

(今月末には結論出るかな・・・)

ま。ともかく、金はないけど時間だけはあるパンクス気取り中なので(´3`)、日々街に呑みに出たいそんな毎日です。。

 

▼こんな気持ちでは全くないし、そんな夜でも全くないけど、〝そんな〟繋がりでなんか思い出した。

改めてHIS、すごいユニット...

youtu.be

 

 

三十にして立ってもいないし、

四十にして惑わない気配ゼロ。

 

ま、でもなんとかなるわ!

 

 

まだまだ嗅いでます!Uo・ェ・oU