裏)【家中がピリピリ鳴っててすごくうるさいんだ…】
『家中がピリピリ鳴っててすごくうるさいんだ…』
これは森田芳光監督の映画“家族ゲーム”冒頭のモノローグです。
“家族ゲーム”は、私の心の映画ベストテン第1位か2位、、大好きな映画です。
特に作品中の≪変な家庭教師≫ 松田優作と、≪変な受験生≫ 宮川一朗太が初めて会った時のダイアローグが、だいっすきで。
友人の前で、伝わらないモノマネをやっては、しつこいがられています。
優作「問題児だって??」
一朗太「…受験生はみんな問題児ですよ…」つって。。
(あ~~っ真似したい!!!「一番ブスは誰だ?」「ブスのハマモトです。わらっちゃいますよ…」言いたい!!
もしも知り合いが読んでいたら、いつでもこのシーン演るので、やってって言って!いや、別に見たくないか。)
この映画について話すとまじ長くなるので、端的に言うと、
“全員イビツでびょーき” “全編全く音楽が流れない。レコードを聴いているシーンでさえも。” “最後の晩餐”
が最高な映画です。
でね。
昔、学生時代に、STUDIO VOICE等にも寄稿していた大里俊晴さんが講師で来校して、「音楽と映像」の授業が、週一だったかな?あったんです。
その時は、大里さんをきちんと認識していなかったのですが、凄く面白い授業で。
アメリカのMVを色々見せてくれて、アメリカのMVではいかに“ビッチ×車”が出てくるか話や、
映画の“ブレードランナー”のぶっ壊れるレプリカント(プリス)みたいなフランスのモダンバレエ(ラララヒューマンステップス!)の映像とか、
Sun Raの1音しか収録されていないレコードをかけて、
『歩きまわってもいいから、ちょっと頭の位置を変えてみて。それだけで全然音が変って聴こえるんですよ。』って
今思うとこれ哲学的だわ~と思うんですが、そんなのとか。
ともかく、黒ずくめで、いかにも変わり者な風貌で、でも私が知らない面白い事をたくさん教えてくれる授業で、大好きでした。
で、大里先生は授業の初回に、
『約束事なので、一応毎回出欠は取りますが、出席率の良し悪しでは点数をつけません。
一年の最後に、全員小論文を提出してもらいます。その出来でのみ点数を決めます。
だからもし今自分にとって、この授業に出るよりも大切な時間の使い方があると判断したら、授業に出ず、そっちを選んで下さい。
それと、小論文にAはほぼつけません。よっぽど良い出来のもの、年に1~2人しかAはつけないので。そのつもりで!』(A:一番良い点数のランク。)
というような事を言われました。
ま~~色んな授業をサボっていたし、
ま~~なんだかんだ言って出席率で点数をつける先生ばかりで、ケッと思っていたし
正直、楽~~!やった~~!!(^^)v
と思ったのですが、授業の内容が面白すぎて、大里先生の授業はわりとよく出ていました。
で、結局、最後の小論文で、私は“家族ゲーム”についてを書いて、
なぜか、Aを貰いました。別に良い論文の覚えは全くないけど、むちゃくちゃ作品への愛情だけは込めたからかなぁ。。
か、先生が間違えたとしか思えないのですが。
これも、今思うと、当時先生に話し掛けたり、仲良くなっていたら良かったなぁ~と思いますが、私は、その後、32歳位まで続くコミュ障の真っただ中。
中高から続く、基本的に「教師と仲良くするのはなんかダサい。」という、
本質はバターナイフのくせにジャックナイ風時代、だったので、全く会話しませんでした。
ただ、学校を卒業しても、社会人になっても、今でも、先生の仰っていた、
『もし今自分にとってこの時間の使い方が一番だと思うなら、それをしなさい。』
というのが、めちゃめちゃ自分の中で指針になっていて。
授業や仕事をさぼって、ラクガキしたり、寄席行ったり、映画観たり、していた訳なのですが。。
※あ、今は仕事中に外で遊んではいない!
ある時ふと、「あ、先生今なにしてるんだろ・・・」とググったら、
なんと既に鬼籍に入られていて、ビックリしました。。。
あの時の先生の言葉のおかげで、私はいまだに頭を抱えた時に
自分のバイオリズムやシックスセンスや妖怪レーダーに正直に動く事にしています。
自分を正当化しているだけの時もあるけれど、それで凄く気持ちが楽になる事も多くて。
先生の意図とは別の部分を勝手に汲んでいるかもしれないのですが。
うーーーん、なんか一言お礼を言いたかったな、、、と凄く思います。
「ありがとう」「ごめんなさい」を言える距離(物理的&精神的にも)って
凄く衝突もしやすいけど、凄く便利で。
なかなか言えないけど、実はそういう事をとても言いたい相手もいて。
大人になると、感情を我慢するのも大切だけど、どんどん言ってもいかなきゃなーとも思う。
ま~~~とはいえ、なかなか言えなかったり、言いすぎて言葉の重みがなくなったりもしてしまうのだけど。。。
今ここにいる自分も、今ここにたまたまいる誰かも、今ここで大事にしないとね。
自分の言動については、まだまだ全方位的に匙加減の勉強中。
目分量、どんぶり勘定なので、いつになったら、良い塩梅に料理できるのやら…。
あーーそして、同僚(42ちゃいの男の子)が今日初デートだってさー!
羨ましいわ~~。ぜってーー楽しいわ~~。
今日は大事に過ごせよー!仕事しなくていいから!!
心躍ってるだろな~~!あやかりてぇ~~!心の小躍りしてぇ~~!
↓ラララヒューマンステップス、今観てもありえない変な動きでおもしろい!!
David Bowie with La La La Human Steps - Look Back In Anger
裏)【ファッキン トーキョーぐらい分かるよバカヤロウ!】
先日から始めました裏ブログですが、
自分のやっているイベント(自家発電)のページに書くと、
背景がイベントのHPでどうも宣伝チックなので、Hatenaで書く事にしました。
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【東京生まれ東京育ち、地元のやつはだいたい友達じゃない】
年に何回か出張で札幌に行きます。
札幌は、一番繁華街の大通〜すすきの あたりでさえ、全然空気が綺麗で、初めて行った時深呼吸しました。
やばい!澄んでる!!!って。
でも仕事で行くのでほぼ同じ所を行き来しかしていないし、未だにバスがよく分からない。
先日も平岡という所に行くためにバスターミナルに行きました。
寒い所だけあって、広ーーーーいガラス張りの待合室みたいなところに、数メートルおきにバス停があって、外にバスが来たらみんな外に出て乗る。
東京でバスターミナルでバスを待つ事がほぼないし、知らない土地だし、何かいつも緊張するんです。
バス停自体いくつもあるから、どこに並べば正解なのか、
同じバス停に三種類位バスがくるぽいけど、バス待ちの列、一列だけど??
とか思って上方にあるバス停表示を近くで見ようと、上を向いて歩いていた、、ら、、
ドン!!!
急に横から歩いて来た人に体当たりされて、どすん。。
瞬発的に
『すみません。。』
と言ったのに、そいつは、、
チッ!!舌打ちしてきました。
メガネの30前後くらいのリュック背負って、童貞みたいな顔してるくせに!!
そいつはそのまま遠ざかって行ったけど、、、
えぇぇーーー!?てか、、なんだよ。。
二度見ですよ。
私のイラつきを感じたのか、そいつが歩きながら振り返ってこっちをみている。
▶︎
たたかう
にげる
じゅもん
どうぐ
▶︎じゅもん ▶︎小さく舌打ち
よわーーー!!自分弱ーーっ!!
ここで、今からお前を殴りに行こうか、したら威勢の良い江戸っ子だったんだろうけど。。
仕事のアポあるし、、ケンカ強くないし、、等を脳内CPU計算しましたよね、瞬時に。
天気が悪くて夕方だというのに外は暗いし、
クソ寒いし、
もーーー札幌こえーよー。。(T-T)
てか、バス来たけど後ろから乗るってなんだよー。切符みたいのとるのかよー。PASMO使えるのかよー。。
あーー、、早く東京に帰りたい。。
そんなこんなはありましたが、
夜にはお酒も飲んで、それなりに北海道の名産も頂き、 寒い中ホテルへの帰り道、
『はーーー札幌、やっぱいいとこー!
札幌か沖縄に住みたーい!ヽ(〃v〃)ノ』
ってなってましたが。
どこにいてもムカつく奴はいて、
ムカつく事はあって。
隣の柿は赤くて、隣の客はよく柿喰うように見える。
自分のその時のメンタリティや気の持ちようで、どんな事もどんな景色も変わって見えてくる。
どこでも普通だし、どこでもスペシャル。
東京も普通だし、スペシャル。
生まれ育ちが東京だと言うと、
『いいなぁ〜ライブハウスも沢山あるし、学生の頃から色んなとこで遊べててさー。うちの地元なんて何もなかったもんー。』と言われる事がある。
いやいやいや。。。
子供の頃、野山駆け回りたかったよ。
歩いて海行きたかったよ。
季節毎に名産物のふるさと便とかないよ。
大人になると、実家にすぐ帰れる分、しょっちゅう、親が歳とった、弱って来た、見なきゃだよ。実家の家業はどうする?結婚。出産。しょっちゅう痛いとこ突かれるよ。
街をあるいてて偶然かつての同級生に出くわす!とかないよ。
てか、区立だけど、バスで小学校行ってたから、実家の周りに1人も友達いないよ。
失敗しても、帰るとこないよ。
こっちはこっちで、超羨ましいです。。。
よく“東京”って歌になるけど、
俺はここで頑張ってます!
東京でも優しい瞬間ありました!
的な曲。勿論、良い曲も沢山あるけど、東京以外の部分の歌詞がダメだと共感できない。
東京という名刺を使いつつ隠喩になってたり、
気持ちの変化とか、機微を歌ってもいるんだろうけど。こと、東京を一つの街として聴こえてくる、題材にしている、歌に関しては、
ずっとここにいる人間からしたら、何も特別じゃない。東京は冷たくも優しくもない。
ずっとここにいても楽しい時も泣きたい時もある。
ただ、私は東京に愛情はないけど愛着はある。
バッカみたい。。というところも含めて、東京という街が好きだ。
cakes掲載の山内マリコさんの連載小説が凄く面白い。
東京育ちの人と上京した人の話。
あらすじはこんな感じ。。。
↓↓↓↓↓↓↓↓
ものすごく微妙な人達の話なのですが、素直に共感できたり、うわ、、嫌だけど分かるわ〜、こういう話聞くわ〜いるわ、こういう奴ーー。
人間の生態や気持ちの描写がリアル。
これ、東京育ちの人も東京以外で育った人にも面白いはず。
最初はよくある、アラサー結婚できない女子話か?!と思ったけど、いやいや、今のところ
♩育って来た環境がちがうから、好き嫌いは否めない
な話ですわ。
これからどんな展開になるか楽しみです!
東京の話はまた書こうと思う。
♪
ひとと同じことはやらないけど、
死ぬときゃ一緒がいい
声が出なくなるとき それが最後の
ONLY ONE MAN NIP HOP LAST NIGHT
TOKYO BRONX.BABY,THANX
FOR MACHINEGUNS&THANKS,BANKS,
TOKYO BRONX DON'T LOOK THAT,
LOOK.JUNKS THOSE WERE BANKS
東京ブロンクス (Aaaa...Eee!!!)
裏)【You talkin’ to me?-本当に伝えたい人には届かない話。で、わりと本気で頭を抱えている。】
(裏ブログ始めます。イベントの告知以外の事。裏なので、HP TOPには表示されません。イベント裏話とか、全く関係ない個人的な事を書くかも。書いたことも毎回言わないかも。でもとりあえず始める事にしました。)
【You talkin’ to me?】
自分の事全部棚にあげて言うけど、、
なんでそんなに無神経なんだろう。。
どういう了見なのか、全く分からない。。
SNSってもはや、激しくやらなきゃならないんだろうけど、
そもそも自分にとってGODな人の私生活とかほんと知りたくないし。
ミステリアスでいて欲しいし。
気になるとしたら、観るとしたら、GODではなくて身の周りの頑張れば別に連絡とれる範囲の人達の事が多い。
ほんとに、他人の動向を知ることに興味がない。
し、ベースに嫉妬や反骨も全然ある。
とゆーか、単にめんどくさがりなので、マメに観るのが面倒。。
激しくやっている人を批判する気は更々ないし、
勿論使ってるし。
普通にオモロイ事書くな~
とか、
たまに観て情報貰ってます!
て人もいる。
けどさ、、もーーーまだそれやるかね。。
ここ最近、特定の数人のBOMBをくらっている。
一応さ、誰が読むか分からないんだよ。。
SNSにさ。。そーゆー事書くかね。。
そんなに誰かの賛同が欲しいのか??
とか。
さもいい事言ってる風だけどさ、、その批判、内容は違えど、骨の部分は私があなたに対して言った批判と同じだよ。我が物顔でよくそんな事言えるね。。
とか。
あと、あれね。SNSに疎い分、対応策として通知設定してる自分が悪いんだけどさ。
通知。。お前のせいで知りたいことも知りたくないことも知らされる!!!
誰ががコメントした事で気付きたくもない事実を気づかされたり。。
他人の関心欲によってクラッシュされるとか、アホすぎるわ。。
あなたが書いた事は、私への直接的な発言(攻撃)ではなく、本人もそのつもりもないだろうけど、
想像力のなさすぎる言葉のチョイスや書き込みのタイミングが、鋭利ではなく、大きなスコップで殴られたような鈍痛と内出血を伴い、確実な爪痕を残しているのですよ。。
本人は届け悪意!(という場合もあるが)、
そうでない場合もあるし。
こんな話を本人にしても、え?何もあんたの事言ってないんだけど。。と、寝耳に泥水すぎて、関係性も悪化するだろうし、そんな話を気軽にする頻度で会う訳でもないから、本人にはこの話をするつもりはない。
ただ、今すごいあれよ。
のび太の所だけ、雨が降る道具の感じ。
Why does it always rain on meだよ。(ま、いつも雨、ではないけどさ。)
You talkin’ to me???だよ。
Who the fuck do you think you’re talking to?
あなたは私に興味がないから、私のこれはきっとあなたには届かないし。
私の知人があなたに、これ読んだ?という事もないでしょう。そもそもそういう関係性ではないから。
でもこういう小さい、どういう了見?的な無神経さとかが、
メディアが仮想敵に仕立て上げた無実の人を犯罪者扱いする悪意や、
みんなが悪いと言ってる人は悪い人に違いない、という誰かの意見を自分の意見だと思う思い込みや、
そういうものにも繋がるような気がする。
1/14に森達也監督の『FAKE』上映会とトークを行う。
森さんの映像もだけれど、
【増殖する民意】という本の、大衆の悪意に関する記述にとても共感した。
森さんには、その辺の話も聞いてみたいし、バクシーシ山下監督と森達也監督というワクワクするお二人にお話し頂くので、映像作品の諸々についての話や、被写体や個人的な人間関係、人との距離の取り方なども伺えたらいいなぁと思う。
こんなの暑苦しいだけだけど、
今回の上映会は、ただ話題作の上映会をやる、という意味以外の部分に個人的に意味を見出していて。
ただおもろかったー!観に来てよかったー!腹が立ったー!何だったの?
とか何でもいいけど、お客さんも何か思って帰路につける日になるといいな、と思う。
って、最終的に宣伝のフリをしたけれど、
ほんとはわりと本気で頭は抱えてるんだけど、
二日酔いで腹が下った、とか、
口内炎なかなか治らねーとか、
仕事のメール追いつかねーとか、
眼前のの課題もあって。それはそれで対処してけば、時間も経って考えも感情も落ち着くのかもね。
ま、爪痕は残ってますので、事ある毎に思い出すとは思うけどな。
あー。。SNSってこういう時のためにあるのですかね?いや、違うか。うんー。。ま、いいや。
という話をあなたの読まないココに書いておきまーす。